株式会社さくら
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- 主な事業分野
- 卸売・小売業
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- 事業の概要
- コーヒー豆販売
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- メールアドレス
- sakura@sakurasan.com
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- 設立
- 2001年
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- 従業員数
- 7人
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- 資本金
- 3,000,000円
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- 所在地
- 内田町2-76
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- 電話番号
- 0561-48-7322
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- ホームページ
- http://sakurasan.com/

店舗外観

愛知県瀬戸市で、コーヒー豆を焙煎し販売しております。
出来る限り、どこで誰が、どのように作ったものかが分かるコーヒーを仕入れ毎日必要な量を計算し焙煎。
いつも焙煎したてのおいしいコーヒーを販売し、ご家族や友達とコーヒーを通じて和むことができるお手伝いができればと思っております。
コーヒーをとおして、ほっ・・・とできる幸せを皆様にご提供していきたいと考えています。
当社は、経営指針によって、社会での役割や目的を明確にしています。
スタッフ各々の役割を確認し、自分たちがそれぞれ経験してきたことをもとに、自由に考え、創意工夫し、会社の目的を達成していき、その過程を通じてスタッフが経験を積み重ね成長していく。
会社で働く人や、働こうとする人、そしてその家族、お取引先が将来にわたって安心して過ごすことができるようにするため、目的、方針、行き先のイメージを明確にし、スタッフ全員で共有しています。
Coffee SAKURAで働く人たちが、お互いに協力してアイデアを出し合い、生き甲斐を感じることのできる職場環境を全員で作っていきます。
そのためには、自分自身が何か人のためになっていることに気づき、実感し、互いに感謝しあえる職場環境が大切だと思います。
喜んでもらうことを押し付けることをせず、自然に相手のために振る舞うように心掛けます。そして、感謝は意識的にするものではなく、感謝の気持ちを感じ取ることができる環境(時間や心構え、意識)を日々心がけなければなりません。
そのためには実態に合わない無茶な仕事をせず、気持ちに余裕をもちながら常に前向きに仕事に取り組んでいくことが大切です。
職場というものは多くの人と関わることができる場所であり、その人たちに対し自分たちがお役にたてる可能性のある場所なので、その可能性を活かすアイデアを少しずつ出し合っていきます。
人とは、スタッフ、その家族、現在のお客様、仕入先など全てのお取引先、地域の方々のことで、社会の役にたてる仕組みをみんなで創意工夫し、そしてひとつひとつ実行していきます。
そのアイデアは方針の範囲内であれば、結果を得ることができなくてもかまいません。今、きめられている仕事をしたうえで、どんどん新しいアイデアを考え実行して、自分を少し背伸びをして新しい環境におくことにより、結果はどうであれ、その後の自分たちの成長に繋がります。もちろん、想定する結果を出すことは大切ですが、新しいことにチャレンジするわけなので、7割以上は失敗するかもしれませんが全く問題ありません。
責任は全て代表者がとりますので、楽しくのびのびと行動していきます。失敗は今まで経験したことのない気づきを得るきっかけになるので、それを大切にしていきます。
その際、事後の報告はスタッフ全員に報告しないといけませんし、重要と思われることがらについては、事前にスタッフと相談してください。
人は支えあうことで、文化的で豊かな暮らしができると思います。サクラではコーヒーを通じて社会に貢献していきます。
コーヒーは、生産国で丁寧に栽培され、真面目な業者を通じて輸入されたコーヒーを原料とします。
そのコーヒーを必要な分だけ焙煎し、いつも新鮮でおいしいコーヒーと、その楽しみ方を社会に提供していくということを役割とし社会に貢献します。
そして、お客様のご家族全員が楽しむことができ、ほっとできる時間。そんな時間を過ごせるようなコーヒーを取り扱います。
しかし、それ以外のお客様を排除するというものではなく、当店のお客様像にあった方のご意見や感想を積極的に取り入れて運営していくということです。
現在の日本は、物質的に非常に豊かな社会になりました。物や情報は有り余るくらいですが、その反面、自分の気持ちや他人の気持ちに向き合う時間がなく、忙しい毎日を過ごしている方が非常に多いと感じています。
幸せになるために、世の中には便利な物や情報が提供されているはずなのに、幸せを感じとる時間もない。
Coffee SAKURAは、幸せなひと時を感じていただく時間を、おいしいコーヒーを通して皆様に提供していきたいと考えています。
コーヒーの生産国はほとんどが途上国で、物質的に恵まれない国々ばかりですが、その反面、日本にはない幸せを感じる時間や、家族と過ごす時間もたっぷりあります。コーヒーを通して、そんな国々のことをお伝えしながら、改めて日本の良さにも気づける情報のご提供をしていきます。
このような職場を継続させていくためには、そこで働くスタッフの健康がなにより大切。
そして経済活動の血液である資金繰り、よいコーヒー豆の調達に力を注ぎ、感性と知性をうまく取り入れ、バランスのとれた運営をしていきます。
戦後70年経ち、日本はとても便利な世の中になりました。あらゆる食べ物がスーパーに並び、おもちゃも、娯楽も、旅行も、勉強できる環境も整っています。インターネット通販も充実し、ありとあらゆるものがインターネットで買い物ができ、多くが翌日には自宅に届く。
しかし、夢や求めるものも少なくなった気がします。ようやく真に求めているものを見つけ手に入れたとしても、その喜びは一時的なもの。
ほっとする幸せというのは、新たに与えられることで得るものではなく、今十分に与えられているという幸せに気づくこと。おいしいコーヒーを通して、ほっとする幸せな時間を過ごしていくことを広めていきたいと思います。
そのためには、ここで働くスタッフが幸せでなければいけないし、当店とお取引のある仕入先や農園の方々も幸せ。そんな仕組みを整えていくことに、当店の意義があると思います。
おもてなしセレクション2017受賞
瀬戸おみやげガイド推奨品
5畳ほどのキッズルームがあり、育児をしながら職場で仕事をすることができます。また、子供たちが大人の働く姿を見ながら成長していくことができます。
会社基盤の自慢(グループ会社や海外支社など) Coffee SAKURAは2001年7月に誕生しました。
そのころの店名は、Cafe茶蔵(さくら)。
現在はコーヒー豆売り専門店ですが、当時は自家焙煎といっても喫茶が中心。喫茶で飲む分を自家焙煎しておりました。ご注文の都度ネルで丁寧にドリップ。最高の一杯をお客様にご提供することが狙いでした。
それまでの11年間は公務員。それも税務職員で多くの社長と出会ってきました。実家も家族経営でしたが自営業。そんな人達と出会い、お金儲けだけが目的ではなく、何か輝くものをもっておられることを明らかに感じていました。
たった一度の人生。自分もいつか自分が生まれてきた理由をみつけ、自分の役割を精一杯果たしたいという気持ちを、そのときは漠然と持っていました。
なぜコーヒー屋かといえば、もともとコーヒーが好き…という気持ちと、数多くの従業員を雇うというビジョンもなく、小さなお店をイメージしており、ちょうどモノづくりが好きだったこともあり、自家焙煎コーヒーという仕事が合うのではないかと思って始めたわけです。
公務員のときは十分休みが取れていました。その休日を利用して多くの自家焙煎店の方々を訪ねました。自家焙煎の先輩方は大変親切にしてくださり、人生のことも含め様々なことを教えてくださいました。
考えていた事業は多くの人に売りたい・儲けたいという気持ちはなく、質素でも生活ができれば良いという気持ちでした。日本一おいしいコーヒーを作って、コーヒー業界ではチョッと名の通った存在になりたい…という気持ちでした。
事業を始めてすぐ、経営が思い通りにならない現実に突き当たりました。経理は分かっていても、ちょっと焙煎の技術を覚えても、お客様の気持ちを感じ取る気持ちが欠けていたと思います。事業の現状を思い悩みならも、地域の皆さんとのボランティアや、経理の仕事などコーヒーや事業とは関係のないことに熱中…ある意味現実逃避をしていたのかもしれません。
そんな状態で数年が過ぎた時、コーヒーの仕事を始めた時の気持ちを忘れている自分がいることに気がつき愕然としました。とても悩み、始めた仕事だったはずなのに。自分は一体、何をやっているのだろう…自分自身に問いかけなおしました。
そして、出た答えが「とにかくコーヒーに力を注ぎたい」その一点でした。
そこから、コーヒー以外のことを出来る限り止め、気心の知れた別のコーヒー屋と共同経営を始めることにしました。
だが、再び経営することの難しさに直面し、結局、共同経営に失敗。店舗を売り払い再スタートを切ることになりました。けれど、確かに、この時に得た物もあり、特に理念や方針を明確にすることの大切さを知ることができたのは大きかったと思います。
共同経営に失敗し、多くの方々に迷惑をかけてしまった後、なぜ仕事をするのか?何のために生きているのかなどを考えました。
その時、考える手助けをしてくれたのが、コーヒーでした。コーヒーはとても分かりにくい飲み物です。全てが同じ茶色の液体に見えるけど、味も異なるし、世界中の様々な地域で様々な人によって栽培され、流通していて、僕達が飲める。同じように見えるコーヒーにも、その背景には、先進国と途上国の関係や、自然と人間との関係なども含めて、様々なストーリーがあるのです。
考える中で見えてきたことは、「先進国と途上国の役割」や「人と動物、植物の役割自然の偉大さ」。「自然の中での人の役割」や「幸せとは何か?」ということ。
特に「幸せとは何か?」という根本的なことを考えることができたのは大きな収穫でした。今まで、物質的な豊かさを求めてきた環境にありましたが、改めて考えると、「大切なものほど目に見えないものである」ことを実感することができました。
コーヒーもまた同じで、コーヒーというのは物質的な豊かさを超えた、精神的な豊かさの象徴であるものだと思えるようになりました。
コーヒーを通して、様々な人の力を借りて生きていること・本当に大切なものを見つけること等を提案していきたい。それが、自分の役割であり、Coffee SAKURAの役割になる…と、今は思っています。

店内

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