インターンシップに関する基本的認識や推進方策を取りまとめた「インターンシップの推進に当たっての 基本的考え方」(文部科学省、厚生労働省及び経済産業省合意)について、「採用と大学教育の未来に 関する産学協議会」の2021年度報告書の内容を踏まえて、令和5年度からインターンシップの取り扱いが 変更されました。
1 学生のキャリア形成支援の取組を4タイプに類型化
Type1 オープンカンパニー
Type2 キャリア教育
Type3 汎用的能力・専門活用型インターンシップ
Type4 高度専門型インターンシップ
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(1)Type1、2はインターンシップとは呼ばない
目的:会社、業界の情報提供、教育
※就業体験は必須としない -
(2)Type3、4はインターンシップと称して実施
目的:自らの能力の見極め、評価材料の取得
※就業体験は必須 - (3)このうちType3について、企業は学生の情報を広報活動および採用選考の開始時期以降に使用可能となった。
2 Type3 汎用型能力・専門活用型インターンシップについて
<1>実施要件- (1)実施期間:
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汎用的能力活用型:5日間以上
専門活用型:2週間以上
- (2)就業体験:
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必須(実施日数の半分を超える日数)
⇒職場社員が学生を指導し、修了後にフィードバックすることが必要
- (3)実施場所:
- 職場(テレワーク含む)
- (4)実施時期:
- 学部3年・4年、修士1年・2年の長期休暇期間(夏季、冬季、試験休み、春休み)
- (5)情報開示:
- インターンシップ時に入手した情報を活用する旨を募集要項に明示
(1)取得した学生の情報を、広報活動および採用選考に使用可能だが時期の制限がある
- ①3年生2月末まで・・・
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3/1以降:広報活動に使用可能
6/1以降:採用選考に使用可能
②3年生3月~4年生5月末・・・6/1以降:採用選考に使用可能
③4年生6月以降・・・採用選考に使用可能